Friday, November 29, 2013

遼、ロングアイアン調整で難関18番攻略に照準!



2011年11月30日19時01分






ホールアウト後の練習場ではロングアイアンをメインに調整した(撮影:ALBA)






ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇30日◇東京よみうりカントリークラブ(7,016ヤード・パー70)>

 国内男子メジャー「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が東京よみうりカントリークラブで開催される。4月から始まった国内男子ツアーもいよいよ最終戦。今季ここまで未勝利の石川遼は「良い感じでしまった調整が出来ました。やることの方向性が見えている」と最終戦に自信をのぞかせた。

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 この日プロアマで18ホールをラウンドした石川はホールアウト後の練習場ではロングアイアンをメインに調整。照準を定めているのは名物ホールの18番だ。

 東京よみうりCCの18番は227ヤードのパー3。強烈な受けグリーンとなっており、奥につけると下りの難しいパット、左右に外せば大きく曲がるラインのアプローチが残るため精度の高いショットが求められる超難関ホールだ。石川も「18番がポイントになる。やさしい日はないし、4日間でパープレーなら最高だと思う」と最大の警戒を示しており、ここでスコアを落とさないためにもロングアイアンの精度アップは不可欠だった。

 ロングアイアンの調整を行ったのにはもう一つ理由がある。「2番アイアン、3番アイアンくらいになると手先で合わせてしまうと、まともに芯にも当たらなかったり、小さなミスが大きなミスになる」。正確なスイングが要求されるロングアイアンは、悪いスイングにはシビアに反応してミスにつながる。しかし、逆に言うとこのアイアンで納得のショットが打てていればスイングの精度が上がっている証。「ロングアイアンが一つのバロメーター」と石川も語るように、最終戦を前にスイングの仕上がりを確認する意味も込めて打ち込みに没頭した。

 この最終戦は09年、10年大会と2年連続で最下位スタートと初日が鬼門となっている。確かな手ごたえを得て臨む今年は初日からスタートダッシュをかけることが出来るか。

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